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投資信託・どの商品を買うか

確定拠出年金の加入と商品の選択

確定拠出年金に加入すると、運営管理機関に提示された商品の中から自分の掛金を運用する商品を選択します。

[百十四銀行総合型プランより運用商品の抜粋]



掛金の全額をひとつの商品で運用してもよいし、ふたつの商品を選んで掛金の半額ずつを運用してもよいし、すべての商品を選択して数%ずつに掛金を分けて運用しても構いません。
掛金は1%刻みで配分を決定できます。

運用商品は、元本確保型商品と元本確保型以外の商品に分かれます。
今回は元本確保型以外の商品である投資信託の選び方についてお話していきます。

投資信託の種類

確定拠出年金の運用商品である投資信託は、運用対象によって以下の図のように分類されます。



主要4指標である国内株式・国内債券、海外株式・海外債券の投資信託に、これらを組み合わせた投資信託であるバランス型。最低限ここまでは運用商品としてラインナップしている運営管理機関を選びたいものです。
主要4指標の投資信託は、市場の平均値などを再現するよう運用されているパッシブ(インデックスともいう)が提示されていることが望ましく、平均を上回るよう特徴的な方針をもって運用されているアクティブは、国内株式・海外株式にラインナップされていると運用に変化がつけられます。

国内債券パッシブよりは国内株式パッシブのほうが値動きが大きくなります。
海外株式パッシブはその投資信託で多く運用されている国の株価や為替の影響を受けやすく、国内株式パッシブよりも値動きが大きくなる傾向にあります。
海外債券パッシブは、運用されている国の為替の影響を受けやすくなり、国内債券パッシブよりは値動きが大きくなります。

投資信託で利益を得るためには、購入時の基準価額よりも高い価額で売却することが必要です。
ということは、できればお安くお買い得価格で投資信託を購入したいもの。

今・どの市場の・どの商品を買うか、加入者は確定拠出年金の加入と同時に頭を悩ませることになります。


どの商品を選べばいいだろう

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