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核エネルギーをめぐる私的な冒険・その1

2012年02月17日

 

確定申告開始までにこちらの更新を、と思っていたのですが、
レジメやら企画書やら書類の作り物をコツコツとやっていたら、
ブログ書く気力が追いつきませんでした。

書きたいネタはありまして、掲題のこと。

福島第一原発の事故が起こり、今後日本はどうすべきかを自問自答したとき、
核エネルギー、つまり原発ですが、
自分がこの方面への興味と知識がほとんどなかったことに愕然とし
あわてて勉強を始めたのが昨年初夏のころ。

正確に言えば、まったく知識がなかったわけじゃない。
例えば、若い頃にパエトーンを読んで
この領域に言及した山岸凉子さんの立ち位置に不安を覚えたり、
原発ジプシーを読んで、劣悪な労働環境を選択しなければならない労働者の存在に重い気持ちになったりしたこともある。
原発礼賛者の文化人のみなさんやCMに出ているタレントのみなさんは、
闇を抱える原発に関わっちゃってるわけで、「リスクのある商売してるなあ」と思ってた。

でも、そのぐらい。

賛成でも反対でもなかった。ホントに興味なかったの。

しかし、今、この期に及んで、知らない・興味ないでは済まされない。
意見を持つためには、モヤモヤとしている部分の知識を正しく取得しなければならない。

勉強を始めたとき、まず確認したかったのは次の2点。

1. 被曝する、つまり放射線を浴びた人体はどうなるのか

原爆やチェルノブイリ事故、スリーマイル事故によって健康被害が出たということは多くの人が知っている。
でも、日常生活で我々は自然界にある放射線を浴びて生きているわけで、
少しでも浴びたらアウトってわけでもないことも知っている。

いまだに放射性物質(放射線を発する能力を持っている物質)はあの事故現場から流出し続けている。
どこまでがセーフでどこからがアウトなのか、その明確な境界を知りたい。


2. 万が一のことが起こったらすべてを失う恐れのある原発という商品を、なぜ電力会社の経営者は選択できたのか

核エネルギーの事故は他国では既に起こっている。
原爆を落とされ国民感情では核へのアレルギーがあり、かつ地震群発地域であるこの国で、
どうして原発のようなリスクある商売形態を選択したのか。(私が経営者なら怖すぎてできない)


勉強を始めてから約半年、今は当時の疑問が解消されつつあり、
新たな疑問の発生と知識収集が始まっているため、
当時の思考の展開を忘れないうちに書き留めておきたいと思っています。

なお、私はこの方面の専門家ではなく、ただ、史上最悪の原発事故が発生した国に住む人間として、
これからのエネルギー問題について自分の意見を持つために独学で勉強しているにすぎません。

どうぞ私の話を鵜呑みにするのではなく、ご自身の知識収集の参考としご自身で確認され、
ご自身のご意見をお持ちいただく、そのための資料収集の糸口にしていただければ幸甚です。


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